カナダ語学学校・専門学校

正しい学校の選び方 / 英語力は本当に伸びるのか? / 語学留学の実態 / 語学学校のカラを破る / 誰にも避けられない「惰性」

語学留学の実態

byマイルストーンカナダ留学センター

学校だけじゃ意味が無い

語学留学ではまず語学学校に通う事が第一歩であり、これが英語習得のスタートダッシュに重要なステップです。とにかく、英語を口から発するには、発する言葉を知らないと始まらない。

しかし語学学校にいるネイティブスピーカーは、先生やスタッフのみ。その代わり、自分と同じように英語をまともに 喋れない各国の学生がたくさんいて、先生よりも彼らと話す時間の方が圧倒的に多い。これが、語学学校の現実で、あるべき姿なのです。学校は英語を話せない人が通う場所なのだから、当たり前です。

そもそも語学学校はあくまで「学ぶ」場所であり、会話がそこで上達する訳では無い。つまり「学ぶ⇒使う」という言語習得のプロセスにおいて、学校は「学ぶ」の役割を担っているのです。授業や学内で喋る会話なんてのは、時間的にも内容的にもたかが知れてますから。

この環境を素直に見つめればわかりますが、語学学校はあなたの英語力を最終段階まで引き上げてくれる場所では無い。これから留学する人はこれを肝に銘じておくだけで、心構えが随分と変わります。ESLに通う事は避けて通れないが、通えば通うほどスピーキングが上達するなんて訳が無い。あくまで英語学習のスタートをきる場所なんです。

楽しい友人関係の罠

友人もう一つESLに関して肝に銘じておくべき事があります。語学学校では色んな国籍の友達ができ、ホームパーティをしたり外に遊びに行ったりと時間が経つにつれ仲もよくなる。こうやって友達(しかも多国籍)の輪が広がるのは誰にとっても非常に楽しい事。今まで日本文化だけの、凝り固まった環境で育ってきた我々が、まったく価値観の違う他国の文化や考え方に直に触れ、自分の中で新たな世界観を形成してゆく。これが、帰国した留学生がよく言う「留学して日本を見る目が変わってきた」という感覚に繋がってゆくんだと思う。とにかく日本に居たら絶対出来ない経験で、一生の思い出になるのは確実です。

しかし、この楽しさに埋もれて本来の留学目的に対する志が薄れてしまう学生が多いのも事実であると思う。留学生同士だと下手な英語でも気軽に話せるし、相手も自分が言ってる事を理解してくれる。要するにマッハのスピードで喋るネイティブと比べると、付き合うには「楽な相手」な訳です。ネイティブと話す事にプレッシャーを感じつつ留学生とつるんでいる時間が長い人は、結局留学生との交流が逃げ場になってはいないだろうか?ぶっちゃけ留学生同士で喋っていて語学上達に寄与する事なんざ殆ど無いと言っても良いのに。

留学生と仲良くするな・・と言ってる訳では決してありませんが、その時間が長くなるほど本物の英語に触れる機会が減る。人付き合いを考える時は「留学生とつるまないようにする」というネガティブ思考では無く「ネイティブと話す機会を増やす」とポジティブ思考でアクションを起こしていこう。せっかく出来た海外の友達をわざわざ減らす必要は無い。

それでも必要な語学学校

話したい以上、色々と注意点を述べてきましたが、それでも英語の上達には語学学校を抜きに語れません。上でも述べましたが、英語を喋るにはまず英語を知らないといけない。いきなりネイティブスピーカーの輪の中に突っ込んで行っても、自分の言いたい事を伝える為の語彙や表現、聞き取りや発音が出来なければ結局は何も出 来ず自分を追い込むだけ。これではいくらネイティブと喋ってもスピーキングが上達する事なんて出来ないのです。

大人になった我々が新たな言語を学ぶには、ただネイティブ社会に溶け込めばいいって訳ではなく、「頭を使って」英語を学び、そして学んだ事を意図的に使う事から始めないといけない。柔らかい脳みそを持つ子供がネイティブの輪の中に入ってグングンと言葉を覚えるのとはお話が違う。大人になり脳みそが硬くなってしまった我々は、環境に任せっきりでは言葉は一生成長しない。

日本では中学・高校を通し最低でも6年間は英語を学んでいる。しかし日本で学んだ知識だけで組み立てられる英語は非常に不自然であり、しかもバリバリのカタカナ発音である日本人が幾ら喋ってもネイティブは理解してくれない。ESLはまさにこれらの点を矯正してくれる。

生の英語、本当の英語はどんな表現や言い回し、ルールがあるのか。基礎的な発音やリスニング。語学学校ではこういったリアルな英語を中心に頭に叩き込んでくれる。

文責:マイルストーンカナダ代表 芦田