カナダ語学学校・専門学校

インタビュー特集 The Story
byマイルストーンカナダ留学センター


加藤雄太 1995年生まれ、神戸市出身。現役大学生。
「毎日、知らん人に話しかけたら?」悶悶と過ごしていたある日大学の先輩に言われた一言。この言葉をきっかけに写真活動HAZIME-MASHITEをスタートし、その後2016年6月に初版『HAZIME-MASHITE』を地元・神戸にて出版・完売。 トビタテ留学Japan6期生としてカナダ・バンクーバーで写真の勉強を行い(2017-2018)、2018年3月よりラジオ「Podcast」をスタートし、日々ストーリーの伝え方を模索し続けている。 https://www.yuta-kato.com/

* 通学した学校
LaSalle College International Vancouver(専門学校)

好きなこと真剣にやってたらどうなるか。カナダで見えたこと。

yumiko--カナダ留学にはどのくらいいましたか?明後日帰るんでしたっけ?
そうです、1年2ヶ月いました。

--今の心境は?
早うパッキングせな!っていうのが・・・。まったくやってないです。

--それはもうちょっと忘れておきましょう。笑
いやぁ、日本戻りたくないなっていう気持ちもあるんですけど、でも帰るのも結構楽しみにしてます。この一年間で自分で出来るようになったことっていうのがあって。日本にいたときより少なからずは進歩したと思ってるので、それで日本に帰ってまた何ができるんやろなっていうのが楽しみです。

--できるようになったというのは写真のスキル的なことですか?
yumikoそうですね。写真のことしかないです。ほんま今、写真のことしか考えられなくて。笑 

もともとこの留学でやりたかったことっていうのは、『HAZIME-MASHITE』の本の第2弾を海外でやったらどうなるかっていることだったんです。これは僕の「芯」になってることで、ストーリーテリングっていうか、ドキュメンタリーすることに興味があって、いろんな人に会ってインタビューすることがもともと好きなので。それで、もっといろんな人の価値観に触れたいと思ったら、まずは自分がそれだけいろんな人の心境をわかってあげられるような聞き手になりたかったんです。そのための時間がほしいと思って、トビタテ!留学JAPANプログラムを利用して一年間のカナダ留学をすることに決めました。

カナダを選んだのは、どれだけ多種多様な人たちに触れられるかなと考えたとき、カナダは多民族国家やし。そういう面では、自分が達成したかった「いろんな人の価値観を学ぶ」とか、「いろんな人たちに触れる」とかいうのは出来たんじゃないかなっていうのはありますね。

カナダで得られた「やりたいことやっていいんだ」という感覚。

--雄太さんの目にカナダの人はどのように写りましたか?
yumiko僕今大学4年生で就職活動の時期ではあるんですけど、「絶対に好きなことを仕事にしたい」っていうのが自分の頭の中にずっとあって。好きなことを、ほんまにどれだけ自分が真剣にやったらどんな人生になるんやろうっていうことを大学生の間に知りたいと思ってたんですよ。

で、カナダに来て何がわかったかっていうたら、やりたいことやるっていうのは全然難しいことじゃないってこと。むっちゃ難しく仕事とかを考えてたんですけど、これできますって言ったら、それでああ任されるんやっていうのがカナダでつかめた感覚というか、なんかこんな簡単にやりたいことをやっている人がおるんやっていうことを知れたのはすごい大きいです。

--その点、日本で活動していたときと違いますか?
なんなんですかね・・・。やっぱ縦社会っていうのは大きいのかもしれないですけど。カナダやったら、きみは何できるん?って聞かれた時に、これできますって言って、それを相手の人が気に入ってくれたら、じゃあお前ここで働こうよとかなるんです。日本ですごい辛かったのは、自分が『HAZIME-MASHITE』やってるときとかに、「いや、わからんわ~」っていう反応する大人がいっぱいいて。その人たちに響かないっていうか、好きなことをほんまに真剣にやるっていうのを応援してもらいにくい環境がありました。

僕の親も僕のやることは応援はしてくれてるんですけど、その、お金の面とかどうするんやとか言われるんです。言われるんですけど、そうじゃなくて、やりたいことほんまに真剣にやってたら、やっぱりそれを信じてやってたら叶うもんあるんちゃうかな、って思ってます。実際、これから日本で写真家として就職先候補も見つけることができました。

yumikoいっちゃん最近、なんで?なんで?って思う出来事があって。僕と同じ世代のデザインするのが好きな子たちと一緒に大阪とかで服作ったりしてたんですけど、就職活動の時期になって「雄太、おれ車売るわ」って。すごい才能がそこに満タンにあるのに、生きてきた中でこれまで考えてもなかった車売るっていう仕事を自分の進路にする、服はもう作らへん、みたいな。なんかそういうのって、今の日本の現実というか、その友だちとかも、もし今僕がカナダに連れてきて、カナダで同じ世代でほんまに好きなこと、写真一生懸命やってる人たちと会ったらすぐ価値観変わると思うし。これで俺、やっていけるんやっていう気が生まれると思うんですよね。

--でも服作るのやめて車売るって言ったお友達の気持ちも、わかるような感じですね。
むっちゃわかります!!自分の中で思ってること本音で言うと、僕はむちゃくちゃラッキーだとほんまに思ってて。で、そのやりたいこととか、思いついたことに対してやってることがあって。日記に書くんです。ほぼ高校の時からなんですけど、やりたい、これ絶対叶うって日記に書いたら、ほんまに一年、二年の間に達成してるんです、今のところ。でも日記に書いて、それ達成するためやったら自分で言うのもなんですが、ちゃんと動いてるっていうのあります。けど、全然それは、僕やってんねん!!っていうよりは、ほんまにいろんな人が助けてくれるっていうのがいっぱいあります。

夢叶えるってキレイごとみたいやし、なんか大人の人とかで、夢を叶える人と、叶えてこれなかった人は何が違うやろうなっていうのを『HAZIME-MASHITE』やってるときにもいっつも見ようとしてたんです。それで思ったのは、夢叶えようとしてる人、叶えた人っていうのは、ほんまに見えてないところとかでむちゃくちゃ動いていると思うんですよね。で、なおかつ人に対して最初に会ったときに断るとかじゃ全然なくて、すぐに全部受け入れようとして、で、それを自分のチャンスに変えたりとか、よしこの人と出会ったからこの人と楽しく仕事するにはどうしたらいいのか、というような考え方してはる、っていうのがあって。

・・・なんでしたっけ、質問?

--自分はラッキーだと思うっていう話でしたね。そういう波が来たときにつかめる準備をしてるのですか?
これを達成したい、って思うことがあったとき、まずは親にお金のことを頼むとかも嫌なので、じゃあ自分でどうしたらいいかっていうのを考えて、その環境を作ろうと思います。この留学も、La Salleの授業料とか莫大にかかるってわかって、そこでだいたいの人がお金かかるからやめとこって思っちゃうかもしれないです。でももうちょっとネット検索したりとか、Google翻訳使って英語サイトも調べたりとか、自分の達成したいことを叶えるための環境をどうやって作れるか考えて、そのリサーチにむっちゃ時間費やしました。そういうのは大事なことなんじゃないかと。

自分に期待した方が絶対にいい。

yumiko他人に期待すること、やめてはいないですけど、ほぼやめているというか。自分に期待したほうが、絶対にいいじゃないですか。他人に期待したらそういう風に今ある環境に対して、この人にこうやって引っ張ってもらいたいなあとかなると思うし。ですけど、そうじゃなくて自分に期待して、で、自分に期待したら全部変わるように思ってて、そのアクション全部が自分から仕掛けていって、で、自分から仕掛けるからこそ、あかんかった時の答えっていうのが、結果が出なかっても、すぐそこで明確に、あ、これ僕さぼったからやなとあって、自分に原因が100%あって、なんかそういう風に生き方を僕もたぶん方向転換したんですね。

1ヶ月の入院が方向転換のきっかけに

yumiko僕、留学する直前に怪我で1ヶ月入院したんです。入院してるときに、めっちゃ時間あるじゃないですか。それでもう暇すぎたんで、昔の日記見たいとか思ってお母さんに病室に持ってきてもらったんです。で、過去の日記をいろいろ読み返してて、自分がむっちゃ人に頼って、この人に会ってこうしてもらいたいなっていうことたくさん書いてあったんですよ。そしたらなんかちゃうなあって、思って。僕は僕に期待して生きてみようと思って。で、大学生活は自分がその考えで生きた時に、どんな何かポジティブなことが起こるんかとかっていうのを人から聞くんじゃなくて自分で体験しようって思ったんですね。それが大きいです。笑

--今、何歳でしたっけ?
23です。

--23でそうやって考えられるのはすごいですね。それも学生のうちに。
はい。その時は大変やったけれども、今はほんま、入院したことにも感謝してて。今はもう、それがあったからこそ今ここに来させてもらってるし。

大好きな人に会いに行く。

yumiko僕が大好きな、ほんまに一番大好きなエイミーさんっていうフォトジャーナリストがいて、もう大好き過ぎて感謝したくなって、バンクーバー来てからなんですけど、目が覚めて突然メールしたんです。そしたらその日に返信があって!もう、今インスタの女性フォトジャーナリストで一番フォロワー多い人からですよ!その人が、きみのサイト見たよ、いいねって。それで、もうすぐビクトリアでトークショーがあるから来なさいって。直接会いましょうって言ってくれて。

やばい!と思ってビクトリア行ったんですよ。で、その時に僕は他人に期待しないと言っておきながら、いざほんまに自分の大好きな人を目の前にしたら、やっぱりこの人のもとで働きたいと思うじゃないですか。「僕はあなたのもとで働きたいです。」って言ったんです。

そしたら、「私に雇ってもらったら自分がこうなれるとかっていうのを期待する考えで生きるのはやめてほしい。じゃなくて、私と働きたいなら、自分がまずここまで上がってきて、そこで一緒に二人で、今までにないものを作れるような写真家にあなたがなることを私は応援しますよ。」って言われました。それですぐはっとして、ごめんなさいと。他人に期待するんじゃなくて、やっぱ自分がどうやったらそこに行けるのかっていうのをやりなさいってことですよね。

--そう言ってもらえてよかったですね。
はい。めっちゃよかったです。そういう面では、写真に出会えたこともほんまにラッキーだと思います。これやって言えるものにもしかしたら早く出会えたのかもしれないし。