カルガリーの基本情報
カルガリー(Calgary)は、カナダ西部アルバータ州(AB州)南部に位置する、カナダ第4の規模を誇る都市です。カナディアンロッキーの東麓、標高約1,000メートルの高原地帯にあり、高層ビルが立ち並ぶダウンタウンから車で1時間半ほど西へ走れば、世界的な観光地バンフの大自然が広がります。石油・ガス産業を軸に発展した経済都市でありながら、州税(PST)が存在しないアルバータ州にあるため、大都市の利便性と抑えめの生活コストを両立できる、留学・ワーキングホリデー先として非常にバランスの良い街です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 人口 | 約156万人(2025年時点/カナダ主要都市の中でもトップクラスの人口増加率) |
| 州・エリア | アルバータ州(AB州)南部・カナディアンロッキー東麓 |
| 大都市からのアクセス | バンクーバーから飛行機で約1時間30分、トロントから約4時間。東京(成田)からWestJetの直行便が週7〜8便運航(所要約10時間30分) |
| 気候の特徴 | 内陸性の乾燥した気候。カナダ主要都市の中でも晴天日が多い。冬は冷え込むが「チヌーク」という暖かい風で気温が急上昇する日がある。夏は涼しく湿度が低い |
| 主な産業 | エネルギー(石油・天然ガス)、金融・本社機能、物流・運輸、農業・食品加工、近年はIT/テック・映像制作 |
| 掲載学校 | Global Village(GV)/Bayswater/OHC |
| 日本人率の目安 | 語学学校でおおむね5〜10%前後(学校・時期により変動) |
| 消費税 | 州税(PST)なし、連邦税(GST)5%のみ ※カナダで最も税負担が軽い州の一つ |
カルガリー留学がおすすめな理由・向いている人
カルガリーは、バンクーバーやトロントほど日本人留学生の定番ではありません。しかしそれは「情報が少ない」という意味であって、「留学先として劣る」という意味ではありません。むしろ知名度が高すぎないからこそ得られるメリットが明確にある街です。
1. 大都市でありながら日本語に頼らず生活したい人
カルガリーは人口150万人超の大都市ですが、日本人コミュニティの規模はバンクーバーやトロントに比べて小さく、日本語だけで完結する生活圏がほとんど成立しません。日本食レストランや日系企業の数も限られているため、買い物・住居探し・仕事探しのすべてで英語を使う場面が自然と生まれます。「留学したのに日本人とばかり過ごしてしまった」という失敗を構造的に避けやすいのが、この街の最大の特徴です。
2. 生活費を抑えたい人
カルガリーの生活コストの優位性は、2つの要因から成り立っています。ひとつは家賃で、1ベッドルームの平均家賃はバンクーバーやトロントより月$800〜1,100ほど低い水準です。もうひとつがアルバータ州に州税(PST)が存在しないことで、外食・衣料品・日用品などの買い物すべてにかかる税率が、BC州(12%)やオンタリオ州(13%)の半分以下である5%で済みます。日々の細かな支出に効いてくるため、長期滞在するほど差が積み上がっていきます。
3. ロッキー山脈の大自然を身近に楽しみたい人
カルガリーからバンフまで車で約1時間30分、レイクルイーズまで約2時間という距離感は、他のどの主要都市にもない強みです。週末ごとにハイキング、スキー、スノーボード、温泉を楽しめる環境は、アウトドア好きにとって留学生活そのもののモチベーションになります。7月に開催される世界的な祭典「カルガリー・スタンピード」など、地域の文化イベントも豊富です。
4. ワーキングホリデーで働きながら滞在したい人
都市の経済規模が大きいため、カフェ・レストラン・ホテル・小売といった留学生向けの求人の絶対数が確保されています。さらにバンフ・キャンモアといったリゾート地が近く、住み込み求人へのアクセスも良好です。詳細は後述の「ワーキングホリデーで渡航する方へ」で具体的に解説します。
5. 日本との行き来が多い人
カルガリー国際空港(YYC)はWestJetの拠点空港であり、東京・成田との間に直行便が運航しています。乗り継ぎなしで往復できるため、一時帰国の予定がある方や、ご家族が訪問される可能性がある方にとっては実務的なメリットが大きいポイントです。
カルガリーでの暮らしと生活環境
カルガリーのダウンタウンは、高層オフィスビルが集積する整然としたエリアです。特徴的なのが「+15(プラス・フィフティーン)」と呼ばれる空中歩廊で、地上15フィートの高さでビル同士を結ぶ屋内通路網が張り巡らされています。真冬でも外気に触れずにオフィス・ショッピングセンター・駅の間を移動できるため、寒さへの不安は実際に暮らしてみると想像より小さく感じられるはずです。
治安については、カナダの大都市として標準的なレベルです。日中のダウンタウンや住宅街は落ち着いており、女性の一人歩きも過度に警戒する必要はありません。ただし夜間のダウンタウン東側の一部エリアなど、避けたほうがよい場所は存在します。これはどの都市にも共通する話で、到着後に学校スタッフやホストファミリーに具体的なエリアを確認しておけば十分に対処できます。
休日の過ごし方は、大きく「街」と「山」に分かれます。街ではプリンス島公園やボウ川沿いのウォーキング、NHLカルガリー・フレームスの観戦、ステファン・アベニューでのカフェ巡りなど。山ではバンフ、キャンモア、カナナスキスへの日帰り旅行が定番です。平日は英語学習に集中し、週末に自然へ出るというメリハリのある生活が組み立てやすい街です。
物価・生活費の目安
留学生の生活費は住まいの形態で大きく変わります。以下は、後述するシェアハウス(個室)を利用した場合の1ヶ月あたりの目安です。
| 項目 | 月額目安(CAD) | 備考 |
|---|---|---|
| 家賃(シェアハウス個室) | $800〜1,100 | 光熱費・Wi-Fi込みの物件が多い |
| 食費(自炊中心) | $350〜450 | 外食を増やすと$550以上 |
| 交通費 | $126 | 大人用の月間定期券(2026年時点) |
| 携帯電話 | $35〜50 | 格安プランを選んだ場合 |
| 交際費・日用品 | $150〜250 | 週末の外出頻度による |
| 合計 | 約$1,460〜1,980 | 州税がかからないぶん、支出全体が抑えられる |
ホームステイを利用する場合は、食事込みで月$1,050〜1,300程度が目安です。これに交通費と個人的な支出を加えると月$1,300〜1,600前後となり、自炊の手間がない分だけ初めての留学には向いています。一方、1ベッドルームを一人で借りる場合は家賃だけで月$1,450〜1,600かかるため、総額は月$2,300〜2,700程度まで上がります。留学生の多くがシェアハウスを選ぶのは、この差額が年間で1万ドル近くになるためです。
家賃の目安
カルガリーの賃貸相場は、間取り別におおよそ次の水準です。
| 住居タイプ | 家賃相場(月額・CAD) |
|---|---|
| シェアハウス(個室+共用スペース) | $800〜1,100 |
| ホームステイ(食事込み) | $1,050〜1,300 |
| 1ベッドルーム(一人で契約) | $1,450〜1,600 ※ダウンタウンは$1,700前後 |
| 2ベッドルーム | $1,850〜1,950 |
留学生に最も一般的なのは、個室のみを契約してキッチン・バスルーム・リビングを他の入居者と共有するシェアハウスです。ダウンタウン周辺やCTrain沿線であれば$900前後から探せるケースが多く、契約期間も1ヶ月単位など柔軟な物件が見つかります。
加えて現在は、部屋探しをする側にとって有利な市場環境が続いています。カルガリーの賃貸空室率は2023年の1.4%から2025年10月時点で5.0%まで上昇しており、新築物件の大量供給によって選択肢が増えました。「最初の1ヶ月無料」などの入居インセンティブを出す物件も出てきているため、渡航前にホームステイを1〜2ヶ月手配しておき、現地で実物を見てからシェアハウスへ移るという進め方が安全かつ経済的です。
交通機関について
カルガリーの公共交通はCalgary Transitが運営しており、CTrainと呼ばれるLRT(レッドライン/ブルーラインの2路線)と、市内全域をカバーするバス網で構成されています。ダウンタウンの7th Avenue区間ではCTrainが無料で乗車できるため、中心部での移動に交通費がかからないのも見逃せない利点です。
運賃は大人1回$4.00(90分以内であればバス・CTrain間の乗り換え自由)、大人用の月間定期券が$126です(いずれも2026年1月改定後の料金)。市内の語学学校はいずれもダウンタウンに位置しているため、CTrain沿線かバス路線沿いに住まいを確保すれば、通学に不便を感じることはまずありません。
車の必要性については、市内での生活に限れば不要と考えて差し支えありません。ただし郊外は完全な車社会であり、バンフなど山側へ足を延ばす際は移動手段の確保が必要になります。とはいえバンフへは空港・市内発の直行シャトルバス(Banff AirporterやOn-It Regional Transitなど)が運行しているほか、学校主催のツアーやレンタカーの共同利用も一般的なので、車を持たずに週末のアウトドアを楽しんでいる留学生は数多くいます。
盛んな産業・就職で参考になる情報
カルガリーは、カナダのエネルギー産業の中枢です。石油・天然ガス関連企業の本社がダウンタウンに集中しており、それに伴って金融、法務、会計、エンジニアリングといった専門サービス業も発達しています。ダウンタウンにスーツ姿のビジネスパーソンが多いのは、この産業構造の反映です。
近年は、エネルギー一本足からの脱却を目指した経済多角化が進んでいます。具体的には、IT・テクノロジー分野のスタートアップ集積、カナダ太平洋鉄道の本社やYYC空港を核とした物流・運輸、周辺農業地帯を背景とした食品加工、そして税制優遇を活かした映像制作産業などが成長分野として挙げられます。人口増加率がカナダ主要都市の中でトップクラスであることも、労働需要が継続していることの裏付けと言えます。
留学生にとって実務的に重要なのは、接客業以外の求人も一定数存在するという点です。英語力を伸ばしたうえで、経験や資格を活かした職種に挑戦する余地が残されている点は、観光業への依存度が高い都市との違いになります。
ワーキングホリデーでカルガリーに渡航する方へ(仕事・アルバイト事情)
カルガリーはワーキングホリデー渡航者にとっても有力な選択肢ですが、事前に知っておくべき「良い点」と「厳しい点」がはっきり分かれる街です。ここでは実情を正確にお伝えします。
時給水準はカナダで最も低い。ただし手元に残る額は別の話
まず率直にお伝えすると、アルバータ州の最低賃金は時給$15.00で、2018年10月から据え置かれたままカナダで最も低い水準です(参考:BC州$18.25、オンタリオ州$17.60)。この数字だけを見ると不利に映ります。
ただし、判断すべきは「時給」ではなく「1ヶ月後に手元にいくら残るか」です。カルガリーは家賃がバンクーバーより安く、州税がかからないため日々の買い物の税率も半分以下です。加えて飲食・ホスピタリティ業ではチップが加算され、経験者や資格保有者であれば最低賃金を上回る条件で採用されるケースも珍しくありません。総合すると、額面の時給差ほどには貯金額に差がつかない、というのが実態に近い見方です。
日本語だけで働ける職場は限られる
これはカルガリーで働くうえで最も重要な注意点です。日本食レストランや日系企業の数がバンクーバー・トロントに比べて少ないため、「英語に自信がないので日系の職場から始める」という選択肢が取りにくい環境にあります。実際に、渡航後に語学学校へ通ってから仕事探しを始め、複数の面接を経て採用に至るケースが一般的です。
裏を返せば、この環境こそがカルガリーの価値でもあります。ローカルのカフェやレストランで採用されれば、勤務時間そのものが英語のトレーニングになります。「英語環境で働く」という目的が明確な方にとっては、むしろ理想的な条件が揃っている街です。
仕事探しの具体的な進め方
- SIN(社会保険番号)の取得:到着後すぐにService Canadaで申請します。パスポートとビザを提示すれば無料で発行され、これがなければ就労できません
- レジュメの直接持ち込み:カフェ・レストランでは今も有効な手段です。ランチのピーク時間を避け、マネージャーに直接手渡すのが基本です
- 求人サイトの活用:IndeedやカナダのJob Bankで、ダウンタウン周辺を中心に検索します
- 学校のネットワーク:掲示板の求人情報や、先に就職したクラスメイトからの紹介は成功率が高い経路です
- バンフ・キャンモアのリゾート求人:ホテルやレストランで住み込み(staff accommodation付き)の募集があり、家賃を大きく圧縮できます。カルガリーから約1時間30分と近いため、まず市内の語学学校で英語力を整え、その後バンフへ移って働くという二段構えのプランが組みやすいのが強みです
語学学校の「就労準備プログラム」を活用する
ワーキングホリデーの初期に語学学校へ通う場合、英語コースに加えて就労準備系のプログラムを提供している学校を選ぶと、仕事探しの立ち上がりが速くなります。カナダ式のレジュメ・カバーレターの作成、面接での受け答え、接客現場で実際に使う表現などを体系的に学べるため、独学で進めるより採用までの期間を短縮しやすくなります。
なお、ビザの種類による就労可否には注意が必要です。6ヶ月以下の語学留学(観光ビザ/eTA)では就労できません。働くことを前提とする場合は、ワーキングホリデービザ(IEC)の取得が必須となります。IECは申請プールへの登録後、招待を受けて申請に進む方式のため、渡航時期から逆算した早めの準備をおすすめします。
カルガリーにあるおすすめの学校
カルガリーには、国際色の豊かさとコストパフォーマンスに定評のある語学学校が揃っています。ここでは当サイトが紹介する3校について、それぞれの特徴と向いている方のタイプを解説します。いずれもダウンタウンに位置しており、通学の利便性は共通しています。
Global Village(グローバルビレッジ/GV)
英語漬け環境・ワーホリ準備
Global Village English Centresは、カナダ国内に複数のキャンパスを持つ語学学校グループで、カルガリー校はその中核キャンパスのひとつです。世界約20か国から生徒が集まる国際色の豊かさが特徴で、特定の国籍に偏らないバランスの取れた環境が保たれています。
GVの最大の特徴は、English Only Policy(母国語禁止制度)を厳格に運用している点です。校内にいる間もアクティビティに参加している間も、会話はすべて英語で行うことが原則とされています。日本人比率が低いカルガリーという立地とこの制度が組み合わさることで、「英語漬けになりたい」という目的に対して非常に強い環境が生まれます。
カリキュラム面では、初級から上級まで細かくレベル分けされた一般英語に加え、進学を見据えたEAP(アカデミック英語)、IELTS対策、マンツーマンレッスンなどが用意されています。カルガリー校はIELTSの公式テストセンターとしても機能しているため、受験を計画している方にとっては受験環境の面でも有利です。
- 母国語禁止制度による徹底した英語環境
- 約20か国から生徒が集まる国際色の豊かさ
- ワーキングホリデー向けの就労準備プログラムを開講
- IELTS対策・アカデミック英語まで対応
- 日本人スタッフによる日本語サポート体制
こんな方におすすめ:とにかく英語漬けの環境に身を置きたい方、ワーキングホリデーで渡航して現地就労を目指す方、留学初心者で日本語の相談窓口があると安心な方。
Global Villageのコース内容・学費の詳細はこちら
Bayswater(ベイズウォーター)
進学パスウェイ・専門コース
Bayswaterは、カナダのカルガリー・バンクーバー・トロントのほか、イギリスやフランスなどにもキャンパスを展開する国際的な語学学校グループです。カルガリー校はダウンタウンの8th Street SW駅から徒歩圏内、目の前にバス停があるという抜群のアクセスに位置し、ダウンタウン最大のショッピングセンターCOREも徒歩10分以内です。
カリキュラムの柔軟性が高く、週20レッスン・週25レッスン・週30レッスンから選択できるため、予算と学習目標に応じて設計できます。一般英語のほか、IELTS対策、大学・カレッジ進学のためのパスウェイプログラムを備えており、語学学校からカナダの高等教育機関への進学を視野に入れている方にとって現実的な選択肢となります。
さらに特徴的なのが、ビジネスマネージメント・プロジェクトマネージメント・マーケティングの3種類を各4週間で学べる専門コース(プロフェッショナルコース)です。企業訪問やゲストスピーカーの講義、プレゼンテーションといった実践的な内容が含まれており、英語を「学ぶ対象」から「使う道具」へ移行させたい中上級者に適しています。国籍構成も中南米・アジア・ヨーロッパに広く分散しており、日本人比率は例年10%を下回る水準で推移しています。
- 駅徒歩数分、バス停目の前という好立地
- 週20/25/30レッスンから選べる柔軟なコース設計
- カレッジ・大学進学に対応したパスウェイプログラム
- ビジネス系の専門コース(各4週間・実践型)
- アイスホッケー観戦やバンフツアーなどアクティビティが充実
こんな方におすすめ:将来的にカレッジ・大学への進学を検討している方、ビジネス分野の実践的な英語を学びたい方、学習ボリュームを自分で調整したい方。
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OHC(オックスフォード・ハウス・カレッジ)
少人数制・アットホーム
OHCは、イギリスに本部を置き、カナダ(トロント・カルガリー)のほかアメリカ・イギリス・オーストラリアにキャンパスを展開する国際的な語学学校グループです。カルガリー校は小規模校であることを明確な強みとしており、スタッフと生徒の距離が近い、家庭的な雰囲気で知られています。
一般英語コースは6段階にレベル分けされ、クラスの平均人数は12名程度(最大15名)の少人数制です。授業は会話形式で進められ、一人ひとりの発言機会が最大化されるよう設計されています。大人数のクラスでは発言しづらい、質問するタイミングを逃してしまうという方にとって、この規模感は学習効率に直結します。
コース構成は一般英語、Intensive English、ビジネス英語、IELTS対策、進学準備のパスウェイプログラムなど。国籍バランスにも配慮されており、ヨーロッパ・中南米・アジアから生徒が集まります。日替わりのアクティビティが頻繁に開催されるため、放課後や週末に多国籍の友人と交流する機会を得やすい点も、小規模校ならではの利点です。費用面でも比較的リーズナブルな設定となっています。
- 平均12名前後の少人数クラスで発言機会が多い
- スタッフとの距離が近いアットホームな校風
- 一般英語からビジネス英語・IELTS・パスウェイまで対応
- 日替わりアクティビティで交流機会が豊富
- 比較的リーズナブルな費用設定
こんな方におすすめ:少人数でじっくり学びたい方、大規模校の雰囲気が苦手な方、費用を抑えつつ質の高い授業を受けたい方。
OHCのコース内容・学費の詳細はこちら
カルガリー留学に関するよくある質問
Q日本からのアクセス方法を教えてください。
A東京(成田)とカルガリー国際空港(YYC)の間にWestJetの直行便が運航しており、所要時間は約10時間30分です。週7〜8便と便数も確保されているため、乗り継ぎなしで渡航できます。バンクーバーやトロント経由でのアクセスも可能で、バンクーバーからは国内線で約1時間30分です。空港からダウンタウンまでは車で約25分、公共交通機関でも45分程度と近く、到着後の移動もスムーズです。
Q車は必要ですか?
A市内での生活には必要ありません。語学学校はいずれもダウンタウンにあり、CTrain(LRT)とバスで問題なく通学できます。ダウンタウンの7th Avenue区間ではCTrainが無料で乗車できるため、中心部の移動費もかかりません。バンフなど山側へ行く際は、直行シャトルバスや学校主催のツアー、レンタカーの共同利用が一般的です。ただし郊外は完全な車社会なので、住まいを郊外に構える場合は交通手段を事前に確認してください。
Q日本人はどのくらいいますか?
A語学学校の日本人比率はおおむね5〜10%前後で、バンクーバーやトロントの学校と比べて明らかに低い水準です。街全体で見ても日本人コミュニティの規模は小さく、日本語だけで生活が完結する環境ではありません。この点は「日本人が少ない環境で英語を伸ばしたい」という方には大きなメリットですが、逆に「困ったときに日本語で相談できる場所がほしい」という方は、日本人スタッフが在籍する学校を選ぶと安心です。
Q冬の寒さはどのくらいですか?服装の準備は?
A真冬は氷点下二桁になる日もありますが、内陸性の乾燥した気候のため、湿度の高い地域の寒さとは体感が異なります。またカナダの主要都市の中では晴天日が多く、「チヌーク」と呼ばれる暖かい風が吹くと1日で気温が10度以上上がることもあります。ダウンタウンには「+15」という空中歩廊網があり、屋内を通ってビル間を移動できるため、実際の生活で外気にさらされる時間は限られます。防寒コート・手袋・防水性のある靴は必要ですが、現地で購入するほうが品質・価格ともに合理的です。
Qワーキングホリデーで仕事は見つかりますか?時給はどのくらいですか?
A都市規模が大きいため、カフェ・レストラン・ホテル・小売を中心に求人自体は継続的に出ています。ただし日本食レストランや日系企業が少ないため、日本語だけで働ける職場は限定的で、ある程度の英語力が実質的な条件になります。時給はアルバータ州の最低賃金である$15.00が基準で、これはカナダで最も低い水準です。一方で家賃が安く州税もかからないため、支出を差し引いた実質的な収支ではバンクーバー・トロントと大きな差がつかないケースも多くあります。バンフ・キャンモアの住み込み求人を組み合わせる方法も現実的です。
Q生活費はバンクーバーやトロントと比べてどのくらい抑えられますか?
A最も差が出るのは家賃で、1ベッドルームの平均でバンクーバー・トロントより月$800〜1,100ほど低い水準です。シェアハウスの個室であれば月$800〜1,100が相場となります。さらにアルバータ州には州税(PST)がなく、買い物にかかる税金は連邦税5%のみです。BC州の12%、オンタリオ州の13%と比べると、外食や日用品の購入で継続的に差が生まれます。シェアハウス利用を前提とした場合、生活費の総額は月$1,460〜1,980程度が目安です。
Q語学学校からカレッジや大学へ進学できますか?
A可能です。BayswaterとOHCはカレッジ・大学進学に対応したパスウェイプログラムを開講しており、規定のレベルを修了すればIELTSやTOEFLのスコアなしで提携校へ進学できる仕組みがあります。Global Villageもアカデミック英語(EAP)やIELTS対策コースを備えています。カルガリーにはボウバレーカレッジ、SAIT、マウントロイヤル大学、カルガリー大学といった高等教育機関があるため、進学先の選択肢も確保されています。ご希望の分野・進学時期によって最適なルートが変わりますので、具体的な計画はお問い合わせください。
カルガリー留学のご相談
カルガリーは、大都市の利便性を保ちながら生活費を抑えられ、日本人が少ない環境で英語に集中でき、さらにワーキングホリデーでの就労やロッキー山脈でのアウトドアまで視野に入れられる、条件のバランスが非常に良い街です。一方で、学校ごとに校風・コース構成・国籍バランスは大きく異なり、「英語漬け重視」「進学重視」「少人数重視」のどれを優先するかで最適な選択は変わります。
カルガリー留学やワーキングホリデーについて気になる点がある方は、お気軽にお問い合わせください。留学の目的・ご予算・時期をお伺いしながら、現地エージェントとして日本語で無料カウンセリングをご提供いたします。
















































