学校を選ばれた主な理由は何でしたか?実際に通っていかがでしたか?
英語で専門的なことを学べる場所だからです。語学学校とは違い、ある程度の語学力を身につけた上で自分が学びたい分野を英語で学ぶことができるので、英語で考え、伝えるという能力が身につき、より英語が身近に感じるようになりました。
加えて、TESOLという分野を学びたかったからです。基礎的なことを学ぶGeneral、発展的で専門的なTeens & Adultsと実際にローカルのスクールや語学学校で実習を経験できるという体制が整っていたという点がこの学校を選んだ大きな理由になります。座学で教授法を学ぶだけでなく、およそ週に1回、先生とクラスメイトの前で授業を行うことで自信もつけることができました。何より先生のFeedbackが的確かつ適切なものなので短期間でも自分のティーチング力というのを伸ばすことができました。他のカレッジの同じコースがどれくらいの期間でどのように教えられているのか分からないので比較できませんが、VICに通って良かったと思っています。
学校の「良かったところ」「良くなかったところ」
良かった点は短期間で実践的に深く専門分野を学ぶことができた点です。先生は必ず、私たち生徒が授業をする1週間前くらいにデモンストレーションをしてくれて実際にどのように教えるのか(Grammar, Reading, Writing, Mini-Activityなど)を見せてくれます。加えて、授業を実際にクラスメイトの前で行う前に、きちんと教室英語の添削してくれたり、授業をより面白くするアドバイスなどをくれるので不安が和らぎました。生徒への配慮、気遣いもしてくれるので手厚いと思います。
良くなかった点については、あまりにも受講期間が短く、時間に余裕がなかったという点です。短期間で学ぶことができる点はメリットにもデメリットにもなると気づきました。教科書も決して薄いものではなく、課題として読む文量も多い上に、毎週授業作成に追われます。心に余裕があれば、もう少し指導案を練ってより良い授業を作ろうという気持ちになるのですが、日々の課題、レッスンプランの作成に追われていて体調を崩すクラスメイトも何人かいるほどでした。受講期間が短く、内容が濃いので充実はしていましたが、時間に余裕が欲しい人には向かないかもしれないと思いました。
学校の印象や感想を教えて下さい
短い受講期間で、ハードな日々を過ごすのでクラスメイトとの絆はかなり深くなります。授業実践前にはお互いに良いところ、良くなかったところを伝え合い、改善し、本番に望むので自然とコミュニケーションが増えます。加えて、授業実践を終えたあとの達成感をみんなで共有できるので受講生全員と仲良くなれます。よって先生はもちろんのこと、クラスメイト同士もお互いに尊敬し合って授業を乗り越えられる、そんな雰囲気があるコースでした。
授業実践を通じて、ティーチング力が向上したのはもちろんのこと、ICT機器を活用した現代に適応した授業を行う能力も身につきました。パソコンで授業で使用するPowerPointやレッスンプランを細かく記入するWordなどの基礎的なソフトの使い方ですが、意外と苦労している人が多い印象でした。その点もしっかり先生がカバーしてくれます。コロナ禍で急激に学校現場にICTが導入されてきてるので、それを扱って授業を行う経験ができたことは大きな成長の1つかなと感じています。
授業のアイデアを思いつくのに苦労したことが多かったように思います。授業実践をする際に、どのようなアクティビティやタスクを取り入れたら授業が面白くなるか、生徒側に楽しんでもらえるか、指導しやすいかといった観点から授業のアイデアを探そうとするのですが、中々見つからならず苦労しました。オリジナルのアイデアの場合は先生に1度見せますが、良い返事がもらえなかったことも多かったです。
弊社カウンセリングや現地サポートはいかがだったでしょうか?
かなり手厚いサポートを受けることができた印象でした。他のエージェントを使っている友人に話したら、驚かれることが多かったです。
定期的なカウンセリングに加えて、メールで気軽に留学中の生活についてや学校生活に関して、相談出来る体制が整っているので留学中に困ったことがあった時はかなり助けてもらえました。オフィスが空いている日は週に3日と少し少なかったですが、平日はメールでのやり取りが可能なので相談するには問題なかったです。
月に数回程度イベントが開催されるのですが、留学生同士の交流の場を設けてくれたのも心強いポイントだったと感じています。