カナダで評判の語学学校・専門学校・カレッジ情報。カナダ留学の学校選びに。

私立専門学校と公立カレッジの違い

カナダでITを始めとする専門分野の勉強をする場合、大きく分けると私立専門学校公立カレッジ・大学の2種類があります。

ここではこれら二種類の学校の特徴や活用法、メリット・デメリットについて説明します。

私立専門学校で学ぶ

専門学校は英語でPrivate College、Career College、Vocational School等と呼ばれます。学校によっては留学生も多く、その意味で初めて留学する方でも学びやすい環境が揃っています。期間も数ヵ月から数年まで幅広く用意されており、計画や予算にあわせてフレキシブルに選ぶことが出来ます。また学生は移民や留学生も多く、多様性のあるカナダならではの学習環境です。

入学条件は、規定の英語力の証明(テストスコア等)と、場合によっては数学の成績証明、高校卒業証明などですが、公立のカレッジ・大学に比べると進学のハードルはゆるい傾向です(入学条件の英語力が低め、入学日が多い、など)。

就労とコープビザ

専門学校へ通う留学生はプログラム期間中は最大週20時間までアルバイトが出来ます。この点がいわゆる語学学校と大きく異なります。

20時間のアルバイトは勉強の分野に関係無く自由に仕事を選べます。カナダの時給であれば週20時間働けば家賃・食費は一ヶ月の給料で十分カバーする事も可能です。(参考:2020年末時点でBC州の最低時給は14.60、ON州は14.25ドル)

一部の学校ではCo-op(コープ)と呼ばれるプログラムが用意されており、これは勉強内容に関連する就労体験が組み込まれたものとなっています。つまり「座学⇒実践」の両方をプログラム内で体験出来る、非常に魅力的な仕組みになっています。コープ期間(就労期間)はプログラム全体の最長50%までとなります。通常このコープ期間は有給で、かつフルタイム(最長週40時間)の仕事が可能です。

Cp-opプログラムは「教室での授業」と「就労実習」がセットになったプログラム

後半の就労は「学んだ内容に関連した仕事」が条件となり、自由に就労出来る訳ではありません。コープ先は学校が提案・サポートする場合が殆どですが、自分で見つけた会社へ就労できるケースもあります。その場合は自分で希望の就職先へアプローチして内定獲得まで進めるか、学校と一緒にその企業へアプローチするなどのやり方があげられます。

なおコープ期間は必ずしも一社で週40時間である必要はなく、決められた業種・職種で20時間、一般的なアルバイト20時間といった扱いを許可する学校も中にはあります。

もし将来、就労や移民を目指す場合、コープ期間の就労はWork Experienceとは認められないため、その点はご注意下さい。(コープはあくまでプログラムの一環であり正式な就労ではなく、学生ビザの滞在としてカウントされます)

コープの有無は学生が選べる場合もあり、例えば授業だけで一年間のコースに追加費用を払う事で一年のコープが加わりトータル2年のプログラムになる、という場合があります。

コープの仕組み解説動画もよかったらご覧下さい!

専門学校のメリット・デメリット

コーププログラムを活用する事で、通学中はつねに仕事をする事が可能で、生活費を現地で稼ぐという事も不可能ではありません。トータルでは授業料もある程度収入から稼げます。また専門学校は業界との繋がりが強いためネットワークを広げ、またコープ経験を通して実際の就労に結びつけるチャンスもあります。また次に示すカレッジと比べると、学費が抑えられ、入学条件も比較的高くなく、入学タイミングも多彩な点が専門学校の強みです。

しかしながらカレッジのようなポスグラ制度が無いため、卒業したらビザが切れ帰国する必要があります。カナダでの就労を目指す場合は学生の間に雇用主を見つける必要があります。

Co-opについて詳しく見る

カレッジ・大学で学ぶ

専門分野や技術を学ぶためのもう一つの学校は、カレッジ・大学です。これらの殆どは公立ですが、一部に私立大学などもあります。日本で言う短大・大学に近い存在ですが、性質からして専門学校寄りのカレッジなどもあります。

カレッジ・大学は、専門学校よりも圧倒的に学校の数が多く、プログラムの選択肢も豊富です。 セメスター(学期)制となっており、通常は9月、1月の年2回スタートする場合が殆どです。4月~8月は夏休みとなる場合が殆どですが、この期間に授業を提供する学科もあります。2セメスターでCertificate、4セメスターでDiploma形式となっています。IT関連プログラムには、1~2年のプログラムから、中には3~4年のものも一部存在します。

就労とポスグラビザ

カレッジ・大学の学生は専門学校生と同様に、学業期間は週20時間のアルバイトが可能となっています。

これに加えて卒業後に一定期間働ける制度があり、これをポスト・グラデュエイト・ワーク・パーミット・プログラム(Post-Graduation Work Permit Program)と呼びます。名称が長いためポスグラとよく呼ばれます。このポスグラの対象校は原則公立のカレッジ・大学の本科に通う学生で、付属語学コースや一般の語学学校、私立の専門学校・大学は対象外ですので、留学生にとってはこのポスグラ制度がカレッジ・大学を差別化する大きな要因です。ポスグラは、一年プログラム(2セメスター)卒業した場合は一年、二年のDiploma(4セメスター)を卒業すると3年分の就労ビザを申請できるため、長期滞在や永住権を狙う人はカレッジ進学を目指す人が多いです。

カレッジ・大学にもコープが含まれたプログラムも一部ありますが、専門学校のように授業の50%という仕組みではありません。インターンに近いイメージで、有給は保証されてないというケースもあります。ただカレッジ・大学はポスグラ制度があるため、卒業前までに就労経験を強く求める学生は多くはありません。

カレッジのメリット・デメリット

卒業後のポスグラ制度を考えると、就労や移民を目指している人には非常にパワフルで魅力的な進学プランとなります。ただ卒業までの費用や時間の投資が大きいため、多くの人にとってはそれがデメリットとなり得ります。

具体的なカレッジ進学のハードルは、専門学校と比べて入学基準(英語力)が高い事、トータルの学費は専門学校より高い、入学タイミングが年数回に限定されている・・等です。

ポスグラについて詳しく見る


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