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カナダのコープ留学(Co-op)解説

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カナダでコープ

基礎知識

カナダの専門学校では、コープ(Co-op)プログラムと呼ばれる「就労体験」が含まれたプログラムが数多く提供されています。

コース前半に教室で学んだ知識やスキルを、後半に実際の就労体験を通して実践する形式が一般的です。つまり「座学⇒実践」の両方をプログラム内で体験出来る、非常に合理的な仕組みになっています。コープ期間(就労期間)はプログラム全体の最長50%までと定められています。

またコープ期間はフルタイムの就労(最長週40時間)が出来る仕組みとなっています。

Cp-opプログラムは「教室での授業」と「就労実習」がセットになったプログラム

なおコープとして認められる仕事は「学んだ内容に関連した仕事」が条件となり、自由に就労出来る訳ではありません。コープ先は学校が提案・サポートする場合が殆どですが、自分で見つけた会社へ就労する事も出来ます。その場合は自分で希望の就職先へアプローチして内定獲得まで進めるか、学校と一緒にその企業へアプローチするなどのやり方があげられます。

⇒ コーププログラム提供校一覧はこちら

コーププログラムの期間(例)

  • 4か月+4か月(合計8か月)
  • 6か月+6か月(合計1年間)
  • 1年+1年(合計2年間)


コープビザ生解説(その1)「仕組み」「収入」「労働時間」

コープならずっと仕事が出来る!

コーププログラムは、実は学生である期間ずっと仕事をして収入を得られます

コープの就労期間はプログラム全体の最長50%ですが、カナダの法律では専門学校の留学生はもともと週20時間までのアルバイトは許可されています。つまり専門学校の場合、入学してすぐアルバイトを開始出来ます。

週20時間と言えば、週4回出勤しても一回5時間働けますからアルバイトとしては十分な労働時間。レストランなどの接客業(常に人材不足の業界です)ならチップも加わるので同じ時間働いても収入はさらに増加します。もちろん学業が一番大切ですが、隙間の時間でアルバイトして生活費を補助するだけでも、生活はかなり楽になります。

つまり、プログラム前半はアルバイトで週20時間働き、後半はコープを合わせて週40時間(フルタイム相当)で仕事が出来るという事です。なおコープ就労も通常週20時間程度のため、コープ期間は自由なアルバイト20時間+コープ20時間=合計40時間で過ごすケースが通常です。

コープ期間について

このようにコーププログラムは「継続して収入を得られる」+「現地企業で働ける」という二つの就労の魅力から、カナダで人気のコースとなっています。

【注意点】ON州の場合コープ先が有給である必要が無いため、無給となるケースもあります。しかしながら有給の縛りが無い事により、希望にあった就労体験を組みやすいメリットも存在します。就労期間でも週20時間のアルバイトは可能ですので、収入を継続する事はもちろん可能です。コープ先も有給で働く事を条件にしたい場合はバンクーバーの学校がお勧めです。

コープのビザ

コーププログラムに参加するには、学生ビザと就労ビザの両方が必要です。

とは言っても申請手続きは通常の学生ビザとほぼ同じです。コープの場合「プログラムの一環で就労経験が必要」という証拠書類も提出する事で、就労ビザが学生ビザと一緒に発行されます。従ってコーププログラムのビザ手続きはそれほど煩雑ではありませんのでご安心下さい。
※ただし、初めから就労ビザが下りるケースもあれば、初めは学生ビザしか下りずコープ期間が近づいたら改めて就労ビザの申請をするケースもあります。(近年は後者のケースが多いです)

コープビザの特徴

  • 学生ビザを取得する(就労ビザは学生ビザに付随してくる)
  • 就労はプログラムを修了するために必須である
  • 就労がプログラムの一部である事を証明する学校からのレターがある
  • 就労の期間は、プログラム全体の50%を超えてはいけない
  • 必ずしも授業・コープが期間の前半・後半という分け方である必要はない。

就職にとっても有利!コープ・プログラム参加のメリット

いろいろな理由でカナダに長期滞在したい人にとっても、就労ビザを取得し、収入を得る手段ともなるコーププログラムは魅力です。また、Co-op経験で得られた人脈、コネクションは、自分の頑張り次第でさらにその先のカナダ就労チャンスにつながることがあります。

語学力習得の観点からも、実際の就労環境で仕事をするというのは、生きた英語を学ぶまたとないチャンスです。将来、英語を活かせる仕事をしたい人にとって、大きな自信になるでしょう。

メリット 座学が実践(現場)でいかせる

メリット 収入を得られる

メリット 海外の就労体験⇒キャリアにプラス!

メリット 人脈が広がり可能性も広がる

メリット 長期滞在から就労・移民のチャンス

ITプログラムも人気

最近はコーププログラムを提供する学校でITコースが増えてきました。
人気なのはデジタルマーケティング、ウェブデザイン、プログラミングなどで、またアプリ開発、アニメ・CG、VFXといったコースも提供されています。

IT留学・ITプログラムについてはIT留学特集で詳しく解説しています。是非ご覧下さい!

よくある質問

コープビザって?
正確にはコープビザという名前のビザはありません。コーププログラムに申し込み学生ビザ(Study Permit)で通うのですが、コープ期間は就労ビザ(Work Permit)も取得します。コープ用の就労ビザはコープが始まるまで取得できない事もありますが、学業期間中は学生ビザだけで週20時間のアルバイトが可能です。
コープとインターンシップ、何が違う?
インターンシップは見習いとして企業実習・就労体験をする一般的な名称ですが、カナダのビザ制度ではインターンシップのみ出来るビザはありません(日本人には)。ただ学校プログラムとセットの場合は企業研修が可能で、これがコーププログラムです。つまりインターンシップは一般的な名称で、カナダで実現するための具体的なビザ制度がコープ、と捉えれば良いでしょう。
なおpracticum(実習)と呼ばれる無給の就労体験を含むプログラムもありますが、これは一般的に短期間で、コーププログラムではありません。
そもそもコープって何のこと?生協と何か関係が?
コープはCoop, COOPなどと表記されますが、もともとはCo-operativeという言葉が短縮されたものです。二つ以上のグループが何かを共同で運営するという意味や、二つ以上のものが組み合わされた物やサービスという意味で使われます。生協がコープと呼ばれるのは前者の意味合いですが、専門学校のコーププログラムは「授業」と「就労実習」の二つで成り立っているという、後者の意味合いになりますね。
仕事はどうやって決まるの?
コープ期間で働く就労先は、自分で探して面接を受け獲得するケースが多いです。これは「自分で探さないといけない」という見方よりは、「自分で自由に探して良い」という自由度をメリットとしてみる向きが強いです。就労先の業種や職種はコース科目に沿っている必要がありますが(詳しい条件は事前に確認しましょう)、条件が合っていれば知り合いから紹介された会社で働いても問題ないわけです。
ただ殆どは学校がコープ先探しのサポートもしてくれます(特にツーリズムや美容、ITなど専門性が高い場合など)。自分で探す事が難しい場合はサポートがありますのでご安心下さい。
普通の専門コースより金額が高いのでは?
コーププログラムは一般的に期間の長いコースが多いですから、授業料総額は確かに高く見えるかもしれません。ただし通常の専門コースと、それにコープが加わったコースの授業料の差は、実は大きくありません。よくあるのは授業だけのコースに1000~3000ドルほど上積みする事でCo-opがついてくるケースです。この違いでカナダ滞在期間が一年間増えるとすれば、その間に得られる所得を考えれば結果的にコストを抑えられるのです。(フルタイムで一年間働けば、収入だけ見れば学費の総額を上回るケースが多いはずです)
コープ終了後も滞在・就労をしたい
コープはあくまで学校が提供するプログラムですから、プログラムが終わるとビザも終了となります。その後も滞在したい場合は他の方法で滞在手段を見つけなければいけません。
コープ期間で働いた会社と良い関係を築ければ正規の就労ビザのオファーを受ける事もありますが、これは運や縁の話ですから保証出来ません。逆に初めから、就労のチャンスがある雇用先を探してそこでコープをさせてもらうのも一つです。
縁に恵まれなかったとしても、もしワーキングホリデーをまだ使った事が無ければ、コープ終了後に改めてワーホリに切り替えて滞在する事も可能です。

カナダで人気のコーププログラム

Co-opが出来る学校はコーププログラム提供校の一覧をご覧ください。ここではジャンルごとにいくつかの学校をピックアップしてご紹介します。

1. ツーリズム、ホスピタリティ系コープ

カナディアンツーリズムカレッジ(Canadian Tourism College)

バンクーバーの老舗ツーリズム専門学校。業界との繋がりが強く、ホテルコースも人気。

コーププログラム

  • Travel & Tourism Business Management Diploma/22.8ヵ月/約23,000ドル
  • Tourism Certificate/2.8ヵ月/約7,000ドル
  • Hospitality & Resort Business Management Diploma/21.8ヵ月/約24,000ドル
  • Hospitality Certificate/6ヵ月/約9,600ドル

学校の詳細・料金はこちら

他のツーリズム・ホスピタリティ系コープ提供校

2. 美容系コーププログラム

ニューイメージ(New Image)

1980年設立の今も業界をリードする美容系育成プログラムを提供。

コーププログラム

  • スパ・エステプログラム/94週/18,500ドル
  • ネイルプログラム/40週+/8,500ドル
  • 美容メイク/6ヵ月/9,500ドル

学校の詳細・料金はこちら

3. IT系コーププログラム

コーナーストーン・カレッジ(Cornerstone Canada:CICCC)

バンクーバーで有名な専門学校。各分野のコースを提供するが、特にIT系に強い。

コーププログラム

  • Digital Marketing Specialist / 12ヵ月 / 約10,200ドル
  • Web And Mobile Application Development / 24ヵ月 / 約17,450ドル
  • Network and System Solutions Specialist / 24ヵ月 / 約17,250ドル

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CICCC

他のIT系コープ提供校

4. ビジネス・貿易系コーププログラム

アビュータス・カレッジ(Arbutus College)

コーププログラムを数多く用意するビジネス系専門学校。

コーププログラム

  • Business Management / 24ヵ月 / 約17,000ドル
  • Marketing / 24ヵ月 / 約17,000ドル
  • International Trade / 24ヵ月 / 約17,000ドル

詳しく見る

arbutus college

他のビジネス系コープ提供校

他多数

[ ビザ情報監修 ] Satoko Sasha Matsushita (R422711)
One Pacific Immigration Consulting
https://www.onepacificimmigration.com

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